2008年7月21日月曜日

SIerのしくみとは基本的に

営業がプロフィットセンタ、SE・PGはコストセンタ。
営業は収入(≒利益)を生み出し、SE・PGはコストを生み出す
と考えて経営されている組織。

SIerの経営とは結局、営業がとってきた案件を如何に安いコスト
で仕上げ、利益(≒収入-コスト)を最大化するかという点に
尽きる。

最初に案件の生み出す収入が確定する以上、SE・PG
の携わるシステム構築フェーズで発生するコストを最小化
するしかその案件での利益を最大化する方法はない。

再度繰り返すが、SE・PGは本質的には(専門技術を有すると
いう点を除けば)、SIerにおいて総務部門等と同じコストセンタ
に属する存在である。

この点を誤解しているSE・PGは多い。

SIerにおけるSE・PGはクリエイティブな仕事でそれに見合った
対価が支払われるべきだ等の幻想は今すぐ捨てたほうがいい。
(SIerにおいてSE・PGが経営陣にコストセンタだと思われている
以上、見合った対価が支払われることはありえない。)

SIerの経営陣がSE・PGをコストセンタからプロフィットセンタに
位置づけし直すことはありえない。

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